小さな町のパティシエが、丹誠込めてつくる北国スイーツ
とらや菓子司の「てしおにかけたプリン」 |
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とらや菓子司
店主・パティシエ
原口 義紀さん
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稚内市内から国道40号を車で南下すること約1時間。国道232号との分岐点を右折すれば天塩町へ。そのまま40号を直進すると中川町に通じます。その両町に同名のお菓子屋さんがあるのを発見!店名は「とらや菓子司」。
天塩にある「とらや」の店主兼パティシエの原口義紀さんは、そもそも中川の生まれ。母親はいまでも中川で「とらや」を営んでいます。つまり親子で経営する姉妹店なのです。原口さんは物心ついた頃から「自分も将来お菓子屋になりたい」と思い、学校卒業後に上京。首都圏で有名なメーカーに勤務したのち、北海道へ戻り札幌へ。洋菓子専門店でパティシエとしての修行を積んできました。
その後、家業を継ぐため30歳で帰郷。以後6年間中川で両親とともに「とらや」の味に磨きをかけ、洋菓子に力を注いできました。そんなある日「天塩のお菓子屋さんが廃業するので、設備ごと譲るので店をやらないかと」。町からお菓子屋さんが消えてしまうのは、町民もそうでしょうが、パティシエにとってもツライこと。原口さんはすぐに決心し、2000年11月に天塩店をオープンしました。
天塩店では、原口さんが創作する洋菓子がメイン。苺ショートやモンブラン、ショコラ、ティラミスといったプチガトー(小さなお菓子という意味)の中に、プリンが加わったのはそれから2年後のこと。新鮮な豊富牛乳や卵、砂糖、バニラビーンズオイルを使った基本に忠実なカスタードプリンは評判も良く、たちまち定番商品になりました。
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| (左から)ミルクプリン・黒いプリン・カスタードプリン 各¥300 |
さて、今回ご紹介する「てしおにかけたプリン」には、その先駆けとなった「カスタードプリン」をはじめ「チーズプリン」「かぼちゃプリン」「白いミルクプリン」、そして「黒いプリン」の5種類があります。いずれも価格は300円(税込)。ややハードでプレーンな味わいがお好みならカスタードを。チーズケーキのような爽やかな甘みと程良い濃厚さをもつチーズと、カロチンたっぷりのヘルシーなカボチャはとくに女性に人気が高いとか。さらに寒天系の白いミルクプリンでは豊富牛乳のフレッシュなおいしさが楽しめ、圧倒的なインパクトを放った黒いプリンなど、食べ比べるのも楽しいシリーズです。
黒いプリンは天塩商工会の新商品作り支援事業である「手塩にかけた響生(きょうせい)天塩まちづくりプロジェクト」にも指定され「話題となった黒いプリンのおかげですね。札幌や旭川からのお客さんがずいぶん増えました。つい先日は苫小牧からも噂を聞いて来たと。その意味でも黒いプリンを手掛けて本当に良かったと思いますね」と目を細めます。
また、黒いプリンをきっかけに健康食材として竹炭を利用した“黒いシリーズ”を続々と創作中のようで、黒いどら焼やシュークリーム、ショコラケーキ、ロールケーキ、クッキーや生キャラメルも製造販売中。近いうちに黒い商品を詰め合わせた天塩BLACK・ギフトボックスも発売予定とのことでした。
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エクレア……¥179
モンブラン…¥263
ブルーベリー¥284
苺ショート…¥315
フロマージュ¥252
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同店では誕生日や記念日用のオリジナルケーキ、クリスマスケーキの予約を受け付けています。程良いスポンジのしっとり感とフワフワ感、爽やかな後味の生クリームは、やっぱり「とらや」のパティシエ・原口さんの味。
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● 商品のお問い合わせ先
とらや菓子司
天塩郡天塩町海岸通5丁目 TEL : 01632-2-1777
営業時間/午前 9:00〜午後7:00〈不定休〉
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