サイトマップ
ホーム
地域の皆様と共に
いいもの見つけた
バックナンバー
Vol.60
いいもの見つけた
最新記事
バックナンバー
いいもの見つけた
〜 豊富町 〜
Vol.60/平成17年5月発行
サロベツファームの「手づくりハム・ソーセージ」
じっくりゆっくり熟成させた本物へのこだわり
サロベツファーム
代表 板谷 日出夫さんさん
開業した10月10日に毎年行われる 美味しんぼまつり(無料試食あり)も大盛況。
紀元前700年、ギリシャの詩人ホーマーはオデッセイの一説にこう記しました。「敵を負かした勇者よ!一番よく焼けたソーセージを選び給え」。このことからも分かるように、ヨーロッパでは古くからソーセージやハムは貴重なごちそうでした。一方、日本に食肉加工品が伝わったのは鉄砲伝来の年(1543)のようです。種子島に漂着したポルトガル船がカステラなどの南蛮渡来の食べ物と一緒に伝えたとされています。ところが、その後の徳川幕府の鎖国政策によって海外交易は出島だけに限られてしまい、ハムやソーセージなどの加工技術が日本に伝えられたという記録は残っていません。また実際に日本国内で食肉加工が行われるようになったのは明治維新後のことですが、多くの方がご存知の通り、昭和40年代頃まで、私たちの食卓にのぼるソーセージといえば魚肉、ベーコンといえばクジラ肉が当り前でした。
今回ご紹介する豊富町にある『サロベツファーム』の板谷さんが本格的な欧州のハム・ソーセージと出会ったのは1962(昭和37)年のこと。本場ドイツからハム・ソーセージづくりの指導者(マイスター)10名が来道し、札幌でその講習を受けました。
「正直言って、不味かったですね。というのもあまりに香辛料が効き過ぎていて日本人向けの味ではありませんでした。ベーコンも油肉ばかりでした。」板谷さんの"日本人の味覚に合った本物指向の手づくりハム・ソーセージをつくろう"という夢はそのとき生まれました。その後、札幌や稚内で食肉業界に長く身を置きながらも研究を続け、時にはカトリック教会の牧師さんの助けを借りながら、電話帳のように分厚いドイツ語のハム・ソーセージづくりのマニュアルをひも解いた時期もあったとか。
その板谷さんが満を持して1999(平成元)年に立ち上げたのが『サロベツファーム』。国道40号線に面し、豊富町から稚内方面に10キロほど北上した芦川地区にあります。工場兼直売所は、廃校となった豊富町芦川小学校を譲り受けたもので、赤レンガ造りの建物なので、すぐに見つけることができるでしょう。
サロベツファームのハム・ソーセージ、ベーコンは、本場ドイツ同様、塩とコショーなどの香辛料がベースとなっています。いずれも肉本来が持っている旨味をギュッと引き出した傑作揃いです。すべて手づくりですから大量生産することは難しく、そのため価格はスーパーやデパ地下などで売られている大手メーカーのものと比較すると割高感があります。しかし、板谷さんの手間ひま、そして愛情をかけたその味を自分の舌で知った時、価格以上の感動的なおいしさと価値を必ずや発見することでしょう。
「生ハムの場合ですと大きなものになると半年、骨付きハムは飴色になるまでに1年費やすこともあります。」というほどじっくりと熟成させています。生ハムやロースハム、ベーコン、スモークドビーフなどは買い求めやすい小ブロックのものもありますし、手軽なウインナー、フランクなどの練りものから試してみるのもいいでしょう。ぜひ一度、桜(燻煙)にこだわったサロベツの究極の逸品をご賞味ください。
最近はジンギスカン用の生ラムも大好評です 。
・生ハム…………………200g前後
・ウインナーソーセージ……230g前後
・行者にんにく入りソーセージ…150g前後
手づくりソーセージづくり教室のプログラムもあり、毎年約千名以上が参加。
サロベツファーム
天塩郡豊富町芦川(毎週火曜定休日)
TEL 0162-84-2377 / FAX 0162-84-2388
ページのトップへ戻る
動作環境について