商品のご案内 地域の皆様と共に 稚内しんきんについて ディスクロージャー 店舗・ATM
貯める・備える 借りる 便利なサービス 手数料 最新金利情報
地域貢献活動 ズームアップ北 いいもの見つけた わが町じまん マチコミクチコミ取材班 温泉マップ 北の観光スポット写真集 リンク集
当庫概要 信条・マークコンセプト 沿革・あゆみ 経営方針 組織図 営業地域 採用情報
平成20年度上半期経営内容公開 平成20年度経営内容公開 第65期事業報告書ミニディスクロージャー
店舗・ATM一覧 店舗・ATM一覧印刷用ページ ATM業務・取扱時間
ホーム 地域の皆様と共に ズームアップ北 バックナンバー Vol.78_3
ズ−ムアップ北
最新記事
バックナンバー
 ズームアップ北
〜 札幌市北区 〜
Vol.78/平成21年11月発行

道内屈指のスクリーン印刷と昇華型印刷で旗やのぼり、ペナントなど特種印刷を支える(有)札幌アートフラッグと、その若き職人たち。
旗やのぼりは、国家やコミュニティなどグループを象徴したり、その拠りどころとなったり、情報の伝達手段として識別性を重視し、風で歪んでも見間違えないようデザインに工夫を凝らしたものなど多彩です。
優勝旗のような表彰や記念、慶弔や儀式の意を表したり。
殊にのぼりは、大相撲会場や歌舞伎を公演する劇場、身近なところではスーパーや商店街、郊外店などで商品やキャンペーン、広告媒体としても利用されています。
また、神社の例大祭や選挙運動にもつきもの。
そんな特殊印刷物の製作集団が、(有)アートフラッグ。
(有)アートフラッグ
取締役社長
板倉 諭さん
昭和25年6月、枝幸郡浜頓別町生まれ。平成7年、札幌へ転居。平成11年、北区太平に(有)アートフラッグ設立と同時に取締役社長に就任。
取締役社長 板倉 諭さん
65歳で仕事を辞める。私の役目は、会社を若い2人に引き継ぐこと。
その後は、さんざん苦労をかけてきた女房にサービスできたらいいな。
北区はフロンティア精神あふれる土壌。
 旗、のぼり、幕、たすき、ゼッケン、ペナント、タペストリーなど多くの特殊印刷物を手がけるアートフラッグ。シルクに代表されるスクリーン印刷。フルカラー写真対応の尺巻昇華型印刷。そして多色刷りが楽しめるTシャツ印刷。大がかりなその3つの設備をそなえた特殊印刷業者は、道内でもそう多くはありません。そのため他社に依頼された仕事も最終的にアートフラッグへの外注になってしまうこともあるほど。
 アートフラッグが位置するのは札幌市北区太平。国道231号をはさんだ向こうには、屯田、新琴似のマチが広がっています。旧琴似町であるこれら一帯は、西区琴似とともに、屯田兵によって開墾された地区。札幌広しといえども「屯田」が正式に地名に残るのはここ北区のみ。まさに札幌および北海道開拓のフロンティア地区として大いなる歴史をいまに伝えます。
 「この辺りにはね、たくさんの玉ねぎ畑があるんですよ」住宅と住宅の谷間に広がる畑を見ている時、板倉社長がそう教えてくれました。そう言われてみると、工場内の揮発性のインキの匂いとは違って、外の空気には土と玉ねぎの匂いが漂っているような。
 「札幌黄」のブランド名で知られる札幌は日本の玉ねぎの発祥の地。玉ねぎ栽培の歴史は北海道開拓使の歴史でもあり、開拓使黒田清隆(第3代開拓使長官、のちに第2代内閣総理大臣)によってもたらされたといいます。
 「ここ(アートフラッグの建物)も近所の玉ねぎ農家さんが倉庫にしようと思って建てたものなんです」。まさかここで黒田清隆と出会うとは・・・。

旗はシンボルになって大きなチカラとなる。
 大通10丁目に2つの銅像が並んでいるのはご存知でしょうか。黒田清隆とアメリカ政府の農務局長のホーレス・ケプロンです。この2人がタッグを組んだ殖産事業が、どれほど北海道の発展に寄与したか、その偉大な功績は図り知れません。ところがその栄光は「星」という徽章(きしょう)を印した旗とともに現在へ受け継がれ光り輝いているのです。
 誰でもが知っている北海道の旗は、七稜星(七光星)を描いたもの。赤れんがの旧道庁にも掲げられています。そのルーツは開拓使時代の五稜星(北斗星/北辰旗)であることは明白です。開拓使時代の建物には赤い五稜星があしらわれていて、札幌市時計台でも垣間見ることができます。開拓使麦酒醸造所(現在サッポロビール)も赤星マークでした。
 どうやら旗には、イメージを瞬く間に人々に伝播・浸透させるチカラがあるようです。
 ところで、あなたは自分のマチのマークをご存知ですか。道内各市町村の徽章には、やはり五稜、六稜、七稜星をシンボルとして利用している図案が多く、ひょっとするとその旗は、アートフラッグがシルクスクリーン印刷によって手刷りしたものかも知れません。あなたがお勤めの会社の社旗もまた、アートフラッグの若者たちが刷ったものかも。

パソコンからデータを受取る昇華型印刷
スクリーン印刷の版、貴重なフィルム 布以外の革や塩ビなどにも転写印刷が可能 全道で高いシェアを誇る交通安全の旗























交通安全の旗にも職人の技と心が生きる。
 アートフラッグの受注には3つの窓口があります。広告代理店からの受注。大手DIYホームセンターからの受注。そして直接。
 「直接いただいている仕事の中で最も多いのは、道内各市町村の交通安全の旗です。そう横型の黄色い旗。きっと誰もが見たことがあるはずです」。なんと同社は全道179市町村中、その半分弱の75市町村の交通安全旗を製作。「実はあれは北海道独自のもので他の都府県にはありません。北海道は自動車による死亡事故者のワースト1を記録するほどでしたから、自治体の中に交通安全協会が必ず組織されているのです」。
 確かに、あの蛍光性の黄色い旗には、一瞬にして注意を喚起するチカラがあります。初めて通学を体験する子ども達が増える春、陽がかげるのが早くなり視認性が落ちる秋は、地域全体で交通安全に取り組む必要性があるため、現在も春と秋の全道一斉交通安全週間が繰り広げられています。たかが旗、されど旗。黄色い交通安全の旗一つにも、アートフラッグの職人たちの祈りが、技となって込められています。地域色を反映し、様々なマーク、キャラクター、コピーが描かれています。

少年よ大志をいだけ!の精神が生きる。
 Boys Be Ambitiousは、よく知られている札幌農学校初代校長クラーク博士の言葉。しかしその全文は、Boys, be ambitious like this old manであるといいます。すなわちそのまま訳すと「この老人のように、あなたたち若い人も野心的であれ」。板倉社長はこの会社を立ち上げた時から、会社の未来を若いスタッフに託し、自らが去る引退の年を決めていたのでした。
 板倉社長が家族とともに札幌市へ転居してきたのは平成7年のこと。通関士の仕事をしていた時「輸入した布地に印刷を行う会社が傾いてしまってね。その会社では以前から妙に真面目に働く2人の若者が目についていたものだから、もしもこの仕事を本気で続けたいと思うなら協力するよと申し出て、現在のアートフラッグを設立したのです」。
 社長から、会社の次の担い手、小河さんと酒井さんを紹介いただきました。そして彼らに言いました。「あと5年です。会社は若い君たち2人の野心に任せる。好きにしていい!」。

工場を統括する小河伸総括部長(右)。アートフラッグでいちばんの職人はいま全工程と品質を管理する現場の責任者。

酒井泰正営業課長は会社のデジタル化に貢献。元々SEだった彼は、取引先でパソコンデータづくりの指導をすることも。

2人ともアートフラッグ発足から在籍し34歳。

北海道日本ハムファイターズ
パ・リーグ優勝ペナントを製作
キャンペーン用懸垂幕も得意
[DATA BANK]
(有)アートフラッグ ART FLAG

札幌市北区太平6条6丁目7-31

TEL : 011-775-6033 FAX : 011-775-6034
itakura@art-flag.com

■設立年月日/平成11年11月1日

■社員数/10名(アルバイト2名含む)

■業務内容/特殊印刷業 特殊印刷のトータルデザイン
(スクリーン印刷・昇華型印刷・Tシャツ印刷など)

ページのトップへ戻る
動作環境について